2023/11/23
2023/11/21
一徳防山
8:10横谷川・金山谷出合いやや下流の路側空き地に駐車。
8:30出発。
8:45横谷の岩場登り口。ゲートロックの次の岩場を右から巻き上り9:15松の木テラスを過ぎた辺りで小休止。
9:27岩場の上部を左にトラバースして尾根に乗り10:00奥立山(505m)を少し下ったところで約10分小休止。
10:31奥立の頭(505m)を経て標高495m付近で約10分小休止。
11:37一徳坊山着、少し下り送電線鉄塔の下で約10分小休止。南南東に縦走予定の岩湧山頂ススキ草原が銀色に光って見えるがかなり距離があるため中止決定。
11:50西に延びる尾根を下山開始。途中で西と南西に分岐するが目印のテープに導かれ西尾根を下る。480m小ピークでさらに尾根が分岐し南南西の尾根を下る。水流の音が聞こえ始めた380m地点から西に方向転換し扇畑谷に出る。谷沿いに少し下り金山谷林道に合流、12:54駐車場所に帰着。
今回辿ったルートは目印のテープは貼ってあるが利用者が少ないせいか低木が成長し踏み跡が分かりにくく、また急傾斜の箇所も多い。かなりの読図力と歩行技術が必要だと思う。
ちなみに下りの尾根は30数年前(もしかしたら40年前かも)単独で登った時に下った尾根ではないかと思う。当時は背の低い松が生えているだけで足が滑らないように注意していれば地形図を見るまでもなく谷まで下ることができた。松が数mまで成長しているのだから自分も歳を取るわけだ。時の流れには抗えませんな。
本日の生き物メモ
鳥類:ヒガラ(声、目視)、ウグイス、オオアカゲラ、カケス、ヒヨドリ(以上声のみ)、ヤマドリ(羽音、人の気配に驚いて逃げた?)他にも何種類か聞こえたが同定に至らず。
植物:急斜面の登り下りで木の幹や枝をつかみながら歩いているとこれが実に多様。樹皮ウォッチングも面白そうだなと思った。
2023/11/12
岡山県/鳥取県、津黒山、高清水高原トレック
2023/11/08
2023スペインの山旅(1)
![]() |
カンタブリア山脈 |
![]() |
アブダビ拠点のエティハド航空で行きました。2023年10月から関空に就航。 |
![]() |
11月4日の移動 |
初日に予定していたところですが、マドリードからの到着が遅くなり、風も強かったので、中止していたルートです。
スタートポイントに到着すると雨がぱらつき、風がまだ強いのでカレス渓谷はあきらめルートを変更。ブルネス村に行くことにします。
エル ピコス デ エウロパ国立公園の象徴的な奇怪で巨大な岩峰が、ナランホ デ ブルネス(ブルネス村のオレンジ)。その麓がブルネス村。人口は30人ほど。標高約1100mで車道が無く、断崖絶壁の道を歩いて2時間ほどかかるので、スペインでもっとも孤立した村と言われています。その村まで地下ケーブルが開通したのが2001年。標高差400m、距離2300m、勾配18%を7分で運んでくれます。ただし、料金は、片道、17.61ユーロ、往復、22.16ユーロとたいへん高い。
ブルネス村まで地下ケーブルで上がり、村まで200m。ブルネス川に沿った村はしっとりして静かで、黄葉が美しく、チャペルや民家や家畜小屋やカフェやレストラン、ホテルもあるが、まだ時間が早かったので、どこも開いていない。ここは昨年も訪れているので、早々にケーブル上駅まで戻り、そこからは川沿いにハイキング道を下る。最初は川沿いの穏やかな道だったが、だんだん、渓谷が深くなり、流れも速く、山道は場所によっては、川面まで100mほどの絶壁も出てくる。下からは続々とハイカーが上がってくる。ケーブルの料金が高いからかもしれないが、この道は登りのほうがベターだろう。下りだと、深い渓谷が目に入り、雨に濡れて滑りやすくなっている石灰岩の道に慎重にならざるを得ないからだ。
ケーブル上駅の標識には登り口まで1時間と書かれているが、2時間ほどかかって、車に戻った。
天候も回復してきたので、これからカレス渓谷に行くか?と提案するも、みなさん「もういい」とのこと。カレス渓谷はやめて、ソトレス村にランチに行く。
エル ピコス デ エウロパの東部地域の山頂部は広大な石灰岩台地になっていて、そこにある「ソトレス村」を目指す。渓谷沿いの細い道を30分ほどクネクネあがる。ホテルが数件ある村が現れる。ソトレスは、アストゥリアス州では一番高い村で、標高1100mほど。山のレクリエーション地域に指定されているので、数件のホテルがある。ここを訪れたのは2回目。私たちはペーニャ カスティーリャ ホテルのレストランで、カブラレス(この地方の有名なブルーチーズ)コロッケや山羊のステーキやサラダをいただいた。どこもレベルが高い。食事時にワインを飲めるのもうれしいね(日本でクセ付けたらダメ!)。
昼食後、山麓まで戻ると、ナランホ デ ブルネスが姿を見せていた。昨年からずーっと見えなかったので、初めて見る姿だ。
そのあと、反時計回りで、エル ピコス デ エウロパの外周を回る。最初は2車線で、快適だったけど、西側に回り込んだあたりから渓谷も深くなり、道路も1車線となって走りにくい。対向車が来たら嫌だなと思っていたら、ブォーンと大きなクラクションが聞こえたかと思ったら、干し草を積んだ、日本では見かけないような巨大なトレーラーが現れる。もう、ミラー当たってるよね、面倒だなと思ってたら、ドライバーか助手かが出てきて、私たちの車を路肩に誘導し、知らぬ顔して通過していった。後で見てみると、傷はなく、恐るべしスペイントラックドライバーだ。そのあと、日が暮れて、峠をいくつか越えたようだが、周りの状況は分からない。そのうち、一昨日、時計回りで回ってきた道と合流し、ポテスの宿に戻ったのは、20時を回っていた。
2023/10/28
大阪府/奈良県、ダイアモンドトレイル(岩橋山~大和葛城山)
大和葛城山から無事に下山しました。
事業終了まで、二か月を切った金剛バスを利用して、ダイトレ縦走してきました。
金剛バスの拠点、富田林駅には「撮りバス」が結構、姿を見せていました。
一日二便しかない、私の乗る「平石」行きは、土日のみに二便しかない「水越峠」行きに次いでレアな便ですから、「撮りバス」が群がり、出発して、ターミナルを出るときに信号で停まると、走って追いかけてきて、パシャリ、パシャリ。
乗客は10人ほど。途中で下車した人は2人。終点から歩き出したハイカーは私を含めて二人だけですから、残りは折り返し便で富田林に戻る「乗りバス」でしょう。
山のほうは、平石から「人面石」や「鉾立石」などの巨石をめぐって岩橋山に抜け、ダイトレに合流するコース。
登山道は整備されているのですが、急登に継ぐ急登。「人面石。うーん、これが人面?」「鍋釜石。どこが鍋釜?」「鉾立石。たしかに5m位あり高いけど…、どこにでもある?」胎内くぐりは、標識に従って、急坂をだいぶ下がってみたり、ピンクテープを追って杉林に踏み込んでみたりしたが、見つからずあきらめた。さらに登ると岩橋山の名前のもとになった、「久米の岩橋」ここは、ダイトレから近いので、何度か訪れているが、その他の巨石は訪ねたことが無かったので、今回のコースにしたのだが、ちょっと盛り過ぎ?
岩橋山でダイトレに合流したのは11:30。そこからは飛ばして、大和葛城山に13:30到着。たくさんの人が来ていた。午前中は雲がかかって寒そうだったが、青空も見えてきて、ススキの穂が光っている。
ここで、ロープウェイで登ってきたヨーコはんと合流。水越峠発のバスにはギリギリ間に合うか?安全策をとって(日和って?)ロープウェイで下山した。
2023/10/25
奈良県/三重県、大台ヶ原(日出ヶ岳、大蛇嵓、シオカラ谷)
正木ヶ原 |
牛石ヶ原 |
大蛇嵓、滑りやすいので要注意! |
シオカラ谷 |
シオカラ谷の吊り橋 |
シオカラ谷は紅葉見頃でした |
シオカラ谷 |
シオカラ谷 |
シオカラ谷 |
駐車場近くのブナ林。気持ちのいい所です。 |
もうすぐ駐車場 |
もうすぐ駐車場 |
もうひと頑張り! |
コース:大台ケ原駐車場 → 日出ヶ岳・正木峠分岐 ←→ 日出ヶ岳 → 正木峠 → 正木ヶ原 → 尾鷲辻 → 牛石ケ原 → 大蛇嵓分岐 ←→ 大蛇嵓 → シオカラ谷 → 駐車場
行動記録
10:00駐車場出発
10:40日出ヶ岳 38年前には無かった展望台が設置され上がってみると四隅に避雷針が取り付けてあった。ただ高さが人の背丈ほどなので台上に立っていたら避雷針と人のどちらに落ちるかは運任せになりそう。10分ほど写真を撮ったりしながら過ごす。大峰の稜線がよく見えていた。
11:00分岐の展望台 熊野灘は曇っていて見えず。小腹が減ったので休憩15分。
12:10正木ヶ原 この辺りから小雨が降り出し雷鳴も聞こえてきた。でもまあ、大したことはなさそう。
12:20尾鷲辻 東屋で雨具着用、所要約10分。
12:50牛石ケ原 雨がほぼやみ雷鳴も遠ざかる(8月に来た時には、雷鳴激しく、ここで引き返した)
13:05大蛇嵓 雨で岩の表面が濡れておりちょっと緊張。写真撮影後登山道の分岐まで戻り2回目のエネルギー補給休憩15分。
13:55シオカラ谷吊り橋 写真を撮りつつ通過。谷の魚影を確かめること能わず。
14:30駐車場帰着(シオカラ谷吊り橋からの登りはきつい)。
生き物メモ
植物:落葉樹はブナ科(ドングリの仲間)のブナ、ミズナラなどが多く目が覚めるような赤や黄色の紅葉・黄葉はあまり見られなかった。大蛇嵓近辺にはドウダンツツジが見られたが夏が暑すぎたせいなのか色づきはいまいち。シオカラ谷右岸には赤い実をつけた木があったが葉の形状、果実の付き方(果序)からナナカマドと思われる。この紅葉もパッとしなかった。
鳥類:日出ヶ岳までの登りの途中カケスの声が3~4回聞こえた。正木峠から牛石ケ原の間でサシバ、アオゲラらしき声が聞こえたがいまいち自信なし。
2023/10/22
兵庫県、六甲山、百丈岩
2023/10/12
大阪府、ダイトレ(近つ明日香風土記の丘~平石峠~岩橋山~岩橋峠~平石~近つ明日香風土記の丘)
何度かの大雨で土砂崩れが起き通行止めになっている箇所があちこちにあるが、今回のコースは問題なく通過できた。それにしても岩橋山から南に向かって標高差約100mの急な階段下りはいつ通っても脚にこたえる。
鳥類:カケス、アカゲラorオオアカゲラ?、メジロ?、コジュケイ(以上声のみ)、コゲラ(採餌で幹をつつく音、キツツキの仲間だけどこれもドラミングと言うんだろうか?)
昆虫類:ニホンカワトンボorアサヒナカワトンボ(ちょっと小ぶりだったのでアサヒナかな?)、ツクツクボウシ(声のみ、なかなかしぶとい)
哺乳類:あちこちにイノシシが土を掘り返した跡
植物:タチバナモドキ?(ピラカンサの一種、平石庭木)
2023/09/17
大阪府/奈良県 二上山(ダイトレ)
参加されていた70代女性が、ダイトレの長い階段の登りでフラフラしだし、駆け寄って休ませようとしたところ、谷側の藪に頭から突っ込み、あわてました。
幸い、下まで落ちず、登山道にすぐに復帰されることができ、座らせて、瞬間冷却材や凍らせたペットボトルなどを首や脇にあてて、休ませましたが、その人は、そばの枯れ葉をかき分け、木の屑のようなものを拾いだし、それを折って、その中に入っていた砂のようなものを口に入れたのでした。
思わぬ行動に、咄嗟に吐き出させましたが、全く意味がわかりません。そのあと、携帯を取り出して、
どこかに電話しようとしています。意識が混濁しているようです。
私は救急に電話をかけ救助を要請しました。サブリーダーを現場に残し、私は他の参加者と上に向かいました。
しばらくして、救急車と消防車のサイレンが聞こえてきました。
後で、サブリーダーに聞くと、救急車が登山口に到着してから、だいぶたって、救助隊員8人が登ってこられたそうです。
担架搬送で、負傷者を登山口までおろすまで、アップダウンで結構時間がかかりました。二上山、侮るべからず、です。
幸い負傷者は、登山口に着くころには、回復し、病院に向かわず、下山口に停め置いてある車まで送って下さったとのこと。ありがとうございました。
一方、上に向かった一行は、一人が遅れ出します。その人の荷物を取ってゆっくり登り、全員、なんとか馬の背に到着、昼食にしました。
他の人もバテ気味です。希望者だけで、雄岳、雌岳に登頂し、万葉の森に下ろうとしたところ、お一人、足がつって、全く歩けないと。
やはり、熱中症でしょう。発汗で電解質が排出されて、足がつるのです。
漢方の「芍薬甘草」を与え、しばらくして、効いてきたのか、歩けるようになり、無事に万葉の森まで到着できました。
予定は、竹ノ内峠を越えて當麻寺まで歩く予定でしたが、割愛して、車にピックアップしてもらい、全員、無事に帰宅できました。
この暑さ、いつまで続くのやら…