「年寄りの冷水」隊の5人で、冷水山などの「果てし無く卑怯な山行」に行ってきました。
紀伊半島の大半は紀伊山地ですが、南北に走る、大峰山脈と台高山脈、それに東西に走る、果無(はてなし)山脈が紀伊山地の脊梁を形作っています。
今回、行った冷水山(ひやみずさん、1262m)は、果無山脈の最高峰です。
果無山脈、「行けども行けども果てなく山道が続くこと」からこの名前が付いたのでしょう?秘境感、ロマンあふれる名前です。
果無山脈の東端は、熊野古道の一つ、高野山と熊野本宮を結ぶ「小辺路(こへち)」の最後の峠、果無峠。西端は田辺市龍神村の笠塔山(かさとうやま、1049m)。昔は、秘境龍神温泉と秘境十津川や本宮を結ぶ「奥辺路(おくへち)」が果無山系を通っていたのですが、今では国道(酷道)、県道(険道)、林道ができ、廃れてしまって、地元では、幻の熊野古道の掘り起こしをしているそうです。
紀伊半島の大半は紀伊山地ですが、南北に走る、大峰山脈と台高山脈、それに東西に走る、果無(はてなし)山脈が紀伊山地の脊梁を形作っています。
今回、行った冷水山(ひやみずさん、1262m)は、果無山脈の最高峰です。
果無山脈、「行けども行けども果てなく山道が続くこと」からこの名前が付いたのでしょう?秘境感、ロマンあふれる名前です。
果無山脈の東端は、熊野古道の一つ、高野山と熊野本宮を結ぶ「小辺路(こへち)」の最後の峠、果無峠。西端は田辺市龍神村の笠塔山(かさとうやま、1049m)。昔は、秘境龍神温泉と秘境十津川や本宮を結ぶ「奥辺路(おくへち)」が果無山系を通っていたのですが、今では国道(酷道)、県道(険道)、林道ができ、廃れてしまって、地元では、幻の熊野古道の掘り起こしをしているそうです。
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今回の全ルート |
私達は、阪和道の有田ICから、ヤマセミ温泉を目指す。果無越の登山口は、ヤマセミ温泉の先にあるが、私達の目指す、林道龍神本宮線は、ヤマセミ温泉の手前から入る。
以下、Kさんの報告から
前々から行きたかった山のひとつ、果無山脈の冷水山、護摩壇山に行って来ました。
ガイド本で簡単に登れそうな案内文でしたが、登山口迄が落石を除けながらの林道龍神本宮線。「対向車来ないで!」と願う狭小路。
辿り着いた微かに読める登山口は頂上直下の急登道。20分程で果無山脈の最高峰冷水山(1261.9m)に到着です。
大パノラマのお出迎え。遠く奥駈の山々、八経ヶ岳や釈迦ヶ岳。奥高野の山々は、護摩壇山、伯母子岳。南は晴れていれば熊野灘が見渡せるそうですが本日は展望効かずでした。
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冷水山 |
安堵山で出会った男性は、果無越え登山口〜冷水山往復7時間30分かかったと言う報告をヤマップに載せられていました。なんともファイトマン!
我々、冷水軍団は「果無山脈秘境山行」ならぬ「果てし無く卑怯な山行」で〆てしまいましたね。(苦笑)
明日の天気予報は雨予想なので、午後から、高野龍神スカイラインを経由して、護摩壇山、龍神岳(1382m、和歌山県の最高峰)をタッチして1日で最高峰二座にニンマリして、今晩の宿カワセミ温泉のコテージへチェックイン。
ヤマセミ温泉は、龍神温泉と同じ、美人の湯。
温泉と豚しゃぶの夕飯を楽しみ、安らかな眠りに就きました。