2023/07/27

奈良県、大台ヶ原、日出が岳(1695m)、雷雲



大台ヶ原に行ってきました。出発が遅く、渋滞にも引っかかって山上のバスターミナルに到着したのは
12時を回っていました。

昼食をバスターミナルで済ませ、12:45、バスターミナル出発。西(大峰)方面は青空が広がっていて、陽射しは下界と変わらず強い。でも、東(尾鷲)方面から頭上にかけては巨大な積乱雲と黒雲が広がってきて、夕立は免れないだろう。同行者には雨具がザックに入っているかを確認と折り畳み傘の使用は禁止(足元が危ないし雷撃の標的になりやすいので)を指示した。

大台ヶ原の最高峰、日出が岳(1695 m)を目指し、30分ほど進むと、案の定、ゴロゴロと言いだした。山頂に着くまでに降り出さなければいいのだが…。雷雨との競争だ。

樹林帯はまだ危険性を感じないが、頂上直下の階段は、体が空間に露出して、雷の直撃の危険性も増す。

ゴロゴロは続いているが、13:30頃山頂に到着。展望やぐらへの登りは禁止(高い所は落雷の危険あり)、山頂で記念写真を撮ったらすぐさま下山するよう指示する。長居は禁物だ。周辺で絶えずゴロゴロいっている。一時、バリバリと間近で落雷があったが、とにかく無事に山頂の肩の展望台まで降りることができた。

予定では、ここから正木峠まで登り、正木ヶ原を経由して、大蛇嵓(だいじゃぐら)に行くことになっている。でも、正木峠、正木ヶ原はニホンシカの食害もあって、広っぱになっていて、体が空間に露出し、雷の直撃を受ける危険がある。それで、いったんバスターミナルへ引き返し、そこから尾鷲辻に至る「中道」を行くことにする。雷鳴はまだ止まないが、中道は樹林の中なので、正木ヶ原に比べればまだ安全性が高いだろう。

バスターミナルから40分ほどで尾鷲辻に着き、そこから大蛇嵓に向かう。牛石ヶ原に差し掛かっても、まだ、雷鳴がやまない。牛石ヶ原はまたまた笹の原。雷の直撃がやばそう。樹林の中で、しばし様子をうかがうが、雷鳴はやまない。経験では、普通、1時間もすれば雷雲が去るか、雷撃の危険地帯から脱出はできた。でも、今日は2時間たっても雷鳴はやまない。イチかバチかのギャンブルに命を懸けるべきでない。大蛇嵓はやめて、バスターミナルに引き返す。16:20、バスターミナルに到着。

まだ、雷鳴が聞える。3時間以上の雷鳴だが雨にはあわなかった。

大台ヶ原は日本で一番、降水量が多いと言われている。太平洋の温暖で湿った空気が、紀伊半島南東の熊野灘から大杉谷に代表される深い渓谷にぶつかって、急激な上昇気流が発生。積乱雲(雷雲)が急激に発達し、それが膨大な降雨をもたらすのだ。その時の上昇気流は巨大な雷雲を生み出す場所でもあり、長時間にわたって雷鳴が続いた理由なのだろう。

とにかく、今回は長時間、雷に脅かされたが、無事に下山することができた。

 

2023/07/25

大阪府、タベルナエッセ

 

ワンプレートランチ(ポーク)とパスタとデザートのBセットをいただきました。


レモンムースケーキと和歌山荒川の桃ジェラート

2023/07/19

長野県、秋山郷(切明温泉、天池)


苗場荘の朝食
今日は佐武流山(さぶりゅうやま)の予定でしたが、天気が悪くなるとの予報でしたので、中止して休養日とし、朝食後、秋山郷の温泉など巡ってきました。
まず、苗場山の小赤沢三合目登山口。ここから何度か登ったことがありますが、いつもここは車がいっぱいなのに、今日は、2台だけ。やはり、天気が悪くなるとの情報で登山を控えているのでしょう
その後、「天池」へ。ここは鳥甲山(とりかぶとやま)を水面に映す景勝地。鳥甲山は豪雪に磨かれた岩壁が圧倒的ですが、あいにく風があって逆さ鳥甲山は見られず。

鳥甲山
天池
秋山郷の真ん中を流れる中津川の河原に温泉が湧いていて、誰でも無料で入れる。誰かが掘った水溜りが湯船で、中には50度以上の熱い所もあるので、適温のところを探して入る。誰もいないので素っ裸で入ってもいいのだけど、注意書きに従って、水着で入る。深山幽谷の野趣溢れる温泉でした。
切明温泉「雄川閣」
河原の湯への案内板
河原の湯
切明温泉のあとは屋敷温泉、布岩山の柱状節理を経由して、



山源木工の食堂で昼食
山源木工






 



2023/07/15

奈良県、すずかけの道

高野大峰街道(すずかけの道)第四弾、天の川温泉~洞川温泉を歩いてきました。


















 

2023/06/18

奈良県/大阪府、二上山(雄岳六合目通行止めで、祐泉寺~雌岳~麻呂子山)

会の例会で、二上山へ。

「現在地」から登って「二上神社口」からの道と合流するところで通行止め
バードコールを聞きながらのんびり歩き
雄岳と銀峰の分岐
「二上山駅」から雄岳に至るルーを六合目まで登ったが、「土砂崩れで通行止」の看板。現場まで見に上がったところ、倒木が登山道をふさいでいて、迂回の踏み跡があるも、滑落するとヤバイので、素直に引き返す。
仕切り直して、祐泉寺から祐泉寺アルプスを登り、雌岳山頂に。
祐泉寺アルプス
岩場を過ぎても急登が続きます
雌岳からの降り口に通行止の看板
バードウォッチングの予定がハードウォーキングだ!とグチりながらも皆さん、雌岳山頂に到着しました。
山頂からは岩屋峠~ダイトレ~原岳~麻呂子山のコースで当麻寺に下りました。
原岳(きれいに整備してくださっています)
原岳
麻呂子山へのルートにはかわいいオブジェが並んでいる


のうたけ

ハラタケモドキ?









 

2023/06/17

奈良県、すずかけの道(高野大峰街道)


高野山と大峰山を結ぶ高野大峰街道。空海が修業時代に歩いた道は、「すずかけの道」と呼ばれ、戦前までは行者や巡礼者が盛んに歩いた信仰の道。
今回はみずはの湯~天の川温泉の11㎞を歩いた。
みずはの湯























栃尾観音堂