紀伊半島の国道(酷道)、県道(険道)を走ってきました。
紀伊半島は、1000~2000mの高い山々と深い谷に覆われ、また厳しい自然条件で、そこに作られた自動車道は国道や県道であるにも関わらず、土砂崩れや落石により、しばしば寸断され、ときには通行中の車両を直撃したり、ガードレールがない、すれ違いができない狭い道や峠越えの急登、急下降、見通しのきかない急カーブの連続からの転落、衝突など、通行困難で危険なことから「酷道」「県道」と呼ばれる道が多い。
特に、三重県尾鷲市と和歌山県御坊市を結び、紀伊半島の真ん中を東西に横断する国道425号線は「日本三大酷道」の一つとして有名。
国道425号線は、国道168号線を挟んで、東部分と西部分に分けられる。
東部分の核心は、大峰山脈を越えるところで、昨年末に奈良県下北山村の169号線崩落事故で2台の車が埋まった現場に近い池原ダムのところから、169号線から分岐し、白谷トンネルで大峰山脈を東から西に抜けて、十津川村に入り168号線に合流するまでだ。この部分は何度も通行しているので、今回は西部分を攻めることにする。
2023年12月14日、マイカーで五条方面から、日本で一番長い営業バス路線八木新宮線が走り、紀伊半島を縦断する国道168号線で「道の駅 奥熊野古道ほんぐう」に至り、そこから十津川温泉まで戻り、酷道425号線の西部分に突入。
龍神温泉から高野龍神スカイライン(国道371号線)で「道の駅 ごまさんスカイタワー」
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