2024/05/04

九州の山旅②/熊本県、阿蘇山(高岳、中岳)

昨日は、早朝から暗くなるまで行動、移動していたので、本日の目標を祖母山から阿蘇山に変更し、ゆっくり宿で朝食をいただいてから出発した。

朝食もシンプルで美味しかった
祖母山の神原(こうばら)登山口を偵察。やはり、狭い駐車場は満車。そのあと、全国的に有名な「音無井路十二号円形分水」を見学に行く。水争いが絶えなかったので、公平に水が分配されるよう12の窓を設けた分水施設。1934年(昭和9年)に竣工されたそうです。
音無井路十二号円形分水
その後、南阿蘇から火口駐車場を目指す。
4/26、GW直前に、噴火警戒レベルが2から1に引き下げられたので、火口近くまで行くことができ、中岳、高岳へのアプローチも短縮される。
南側からのアプローチで山上に上がると、北側からの車で渋滞。それでもしばらくして、駐車場に車を入れることができ、歩き始めた。
砂千里ガ浜
このあたりではまだ風も無く、暑かった
高岳。風が強く寒い
最初は暑くて、汗が吹き出したが、稜線に出ると霧がかかり、風が強く、寒かった。熱中症より低体温症が懸念された。
高岳、中岳の頂上も全く展望がなく、寒いので、早々に下山を開始し、車に戻った。
帰路は北面に下るパノラマラインを下る。
最初は順調だと思われたのだが、渋滞にはまり、ピクリとも動かない。そのうち、のろのろ動き出すが、停まっている時間のほうが長い。
業を煮やしたTさんが、徒歩で前方の偵察に行った。
その結果、草千里ヶ浜のパーキングが満車で、上下線ともそこに入ろうとする車が、車線を塞いでいて、直進車も通過できないのだと。
30
分程、渋滞に巻き込まれ、やっと通過でき、スイスイと行けるが、上り線は延々と渋滞の列。「今日中にパーキングに入れないだろうに
他人(ひと)の不幸を見て、自分たちの味わった苦行を軽減するかのように、ニンマリとする一行であった。
その後は順調に走り、竹田市街のホテルにチェクインイン。温泉に入って疲れを癒やした。

2024/05/03

九州の山旅①/大分県、由布岳(1583m)

 5/3GW後半、四連休の初日、始発で出発しましたが、どこもかしこも長蛇の列。

それでも、順調に無事に大分に到着。本日の目標は由布岳。
ナビに従って、順調に最寄りのICを出て登山口に向かったのですが、なんか以前と雰囲気が違う。再度、ICに戻り、出直そうとするが、間違って、高速に入ってしまい、1個手前のICまで逆戻り。地道で戻り、最寄りのICから再スタート。ナビに従って目的地に着くと、そこは正面登山口とは180度反対側の地点。また、引き返し、やっと正規の登山口に到着。満車だったが、既に下山してきた人もいて、すぐに駐車できた。
お昼を食べて、出発は12時になってしまった。計画より、1時間半の遅れ。

樹林帯を抜け、展望の良いところに出る
由布院は水田が光っていました

マタエ(西峰と東峰の分岐)から東峰を望む
鎖場の多い西峰はガスの中
それでも順調に登り、頂上が15時前。駐車場が17時になってしまった。
もう、祖母山麓の民宿にチェクインしてる時間だが、今から出発しても、到着は19時頃になりそう。おそるおそる宿に電話すると、「ぜんぜん、大丈夫」と言ってくれた。到着してわかったのだが、若いオーナーが一人で切り盛りしているので、早くから来られても困るようだ。
オーナーは、フランスと由布院の旅館で修行をしたとのことで、お料理はフレンチと日本料理のフュージョンした、独創料理で、たいへん美味しかった。

右上は新鮮なお造り(黒いのは宿前の河原の石のアクセント)
ぶりのソテー
ナスのソテーにパルメザンチーズ
鴨のサフランソース添
地元作家作成の木製椀に八丁味噌の味噌汁
デザートはいちごのアイスクリーム
一品ずつ出てくるので、食事が終わったのが22時近くになった。
皆さん、今日は朝早くから行動していて、明日も、駐車場確保のため、早朝から行動しなければならないというのは辛いので、明日は祖母山の予定を変更して、行動時間の短い阿蘇山に行くことにした。

2024/04/20

和歌山県/奈良県、奥辺路(紀伊半島の山々)

「年寄りの冷水」隊の5人で、冷水山などの「果てし無く卑怯な山行」に行ってきました。
 紀伊半島の大半は紀伊山地ですが、南北に走る、大峰山脈と台高山脈、それに東西に走る、果無(はてなし)山脈が紀伊山地の脊梁を形作っています。
 今回、行った冷水山(ひやみずさん、1262m)は、果無山脈の最高峰です。
 果無山脈、「行けども行けども果てなく山道が続くこと」からこの名前が付いたのでしょう?秘境感、ロマンあふれる名前です。
 果無山脈の東端は、熊野古道の一つ、高野山と熊野本宮を結ぶ「小辺路(こへち)」の最後の峠、果無峠。西端は田辺市龍神村の笠塔山(かさとうやま、1049m)。昔は、秘境龍神温泉と秘境十津川や本宮を結ぶ「奥辺路(おくへち)」が果無山系を通っていたのですが、今では国道(酷道)、県道(険道)、林道ができ、廃れてしまって、地元では、幻の熊野古道の掘り起こしをしているそうです。
今回の全ルート
 私達は、阪和道の有田ICから、ヤマセミ温泉を目指す。果無越の登山口は、ヤマセミ温泉の先にあるが、私達の目指す、林道龍神本宮線は、ヤマセミ温泉の手前から入る。
  以下、Kさんの報告から
 前々から行きたかった山のひとつ、果無山脈の冷水山、護摩壇山に行って来ました。
 ガイド本で簡単に登れそうな案内文でしたが、登山口迄が落石を除けながらの林道龍神本宮線。「対向車来ないで!」と願う狭小路。
辿り着いた微かに読める登山口は頂上直下の急登道。20分程で果無山脈の最高峰冷水山(1261.9m)に到着です。
 大パノラマのお出迎え。遠く奥駈の山々、八経ヶ岳や釈迦ヶ岳。奥高野の山々は、護摩壇山、伯母子岳。南は晴れていれば熊野灘が見渡せるそうですが本日は展望効かずでした。
冷水山
 車回送のHさんと別れて果無山脈のプチ縦走。黒尾山、安堵山を歩きます。数メートル下に先程走って来た林道が見えます。緩やかとは言え安堵山までの尾根歩きアップダウンはやはり厳しい。もう十分堪能しましたとピックアップのH号に乗り込む。
 安堵山で出会った男性は、果無越え登山口〜冷水山往復7時間30分かかったと言う報告をヤマップに載せられていました。なんともファイトマン!
 我々、冷水軍団は「果無山脈秘境山行」ならぬ「果てし無く卑怯な山行」で〆てしまいましたね。(苦笑)
 明日の天気予報は雨予想なので、午後から、高野龍神スカイラインを経由して、護摩壇山、龍神岳(1382m、和歌山県の最高峰)をタッチして1日で最高峰二座にニンマリして、今晩の宿カワセミ温泉のコテージへチェックイン。


 ヤマセミ温泉は、龍神温泉と同じ、美人の湯。
温泉と豚しゃぶの夕飯を楽しみ、安らかな眠りに就きました。

 

2024/04/12

大阪府、生駒山

今日も枚岡公園からスタート。
摂河泉ルート~生駒山~暗峠~なるかわ園地~ぬかた園地~長尾の滝~枚岡公園のルートで歩いてきました。
枚岡公園の桜は満開は過ぎましたが、まだまだ楽しめます


さくら広場

生駒縦走路と摂河泉コースの分岐

暗峠

桜の木の下にベンチ(ぼくらの広場)
暗峠から少し南下して、万葉の道を登ると鳴川園地の僕らの広場に出ます。
僕らの広場~神津嶽コース~なるかわ休憩所~ゲート~308号線を横断~ぬかた園地ゲート~摂河泉コースに合流。
そこからは、長尾の滝のコースを下りました。谷沿いの道で、展望もきかず、あまり人気がないコースです。
長尾滝は天龍院の上(雄滝)と下(雌滝)に流れており、修験の滝です









2024/04/05

大阪府、ハルカス美術館 円空展

 ハルカス美術館に円空展を観てきました。
円空は江戸前期に美濃に生まれ、全国各地を修行して歩き、各地に円空仏と呼ばれる、独特のスタイルの神仏を残しています。
その特徴は、素朴で荒々しい造形で、ナタやノミで勢いよくかたちを彫り出し、装飾や色彩を施すことなく、木そのものの素材感をむき出しにして、優しく微笑む観音像や、迫力に満ちた護法神像などを掘り出しています。
飛騨ではよく見かけますが、大峰山にも2度入山し、山上ヶ岳では越冬修行もしているそうで、その際彫られた4体は、今でも天川村の栃尾観音堂に祀られていています。昨年観ましたが、手が届く距離に無防備?に安置されていて、力強い刻線を観ることができました。
展示物の中には、円空らしからぬ普通の?仏像もありましたが、そこら辺に落ちていた木切れに彫られた「これが仏像?」というのもあり、「これやったら、俺でも彫れるなあ」と感じましたが、信仰心の薄い私には、木切れに仏を見出すことはできないだろうと感じました。
写真は撮影OKゾーンで撮ったものです。





2024/03/31

奈良県/和歌山県、熊野古道、小辺路(三浦口~本宮大社)

 小辺路(こへち)の三浦峠~十津川温泉~本宮大社に行ってきました。

三浦口の吊り橋

巨木。オブジェのよう。

トガサワラのまつぼっくり

伯母子岳

十津川温泉の宿の夕食

果無峠への登山口

果無集落

果無集落から十津川温泉を望む

果無峠越えの道沿いには西国三十三箇所の観音像が祀られている

七色分岐を過ぎると、歩きやすい気持ちの良い道になる


2024/03/30

兵庫県、六甲山(ハチノス谷西尾根~長峰山(天狗塚)~長峰尾根)

ハチノス谷西尾根から長峰山(687.8m)に登ってきました。
杣(そま)谷川の東側の谷がハチノス谷。
護国神社から灘丸山公園を通り、杣谷堰堤からカスケードバレーの登山道に入る。
杣谷川を飛び石で渡り、しばらく行くと右側に顕著な踏み跡があり、ここからハチノス谷西尾根に取り付く。
灘丸山公園。桜はチラホラ。
杣谷川。
2、3日前の大雨で水量が増えていた。
黄砂で展望が悪い
登山道に合流
長峰頂上(天狗塚)

 

2024/03/14

山口県、おいでませ!山口の旅

 3月14日、名門大洋フェリーで南港を出港。
フェリーきょうと(名門大洋フェリーHPより)

大阪南港にて、フェリーきょうとに乗船待機中
明石大橋を通過(淡路島側を望む)
3月15日、新門司港に上陸し、関門海峡を本州側に渡って、山口県に入り、海上を走る角島(つのしま)大橋に行きました。
角島大橋は、山口県下関市と角島を結ぶ全長1,780メートルの斜張橋。
美しい景色の中、海上を走ります。
元乃隅神社
日本一高いところにある賽銭箱