2024/08/31

ネパール、ダウラギリ山麓の隠れ宿「タサンビレッジ」近くで大雪崩が発生!

 

タサンビレッジからのダウラギリ東壁とダウラギリ氷河
ダウラギリの麓、ナウリコットのタサンビレッジ付近に大雪崩が発生しました。凄まじく、恐ろしい光景です。村人の生活圏まで到達していないようで、よかった。

2024/08/22

平出、中島さんK2西壁遠征最終報告

石井スポーツからK2西壁遠征の最終報告が発表されました。
時間経過とともに、登攀ルート、滑落開始、停止地点を表示した、K2西壁の写真(中島氏撮影)が添えられています。
C2(7500m)上からC1(6500m)下まで、1000m以上滑落したそうです。
 
最終報告より(中島健郎さん撮影)

2024/08/18

ネパール、クンブ地方ターメ村、氷河湖融解で土砂に覆われる

16日、ネパールのクンブ地方ターメ村で氷河湖が決壊し、壊滅的な被害が出ているようです。

https://thehimalayantimes.com/nepal/flash-flood-in-thame-village-confirmed-to-be-caused-by-glacial-lake-outburst?s=09

 ターメ村は、エベレスト街道の中心、ナムチェバザールからエベレスト方面とは別方向、チベットとの国境で、チョー・オユーBCのナンパ・ラ方面に、ボテコシ(川)沿いに1日歩いた所にある村で標高は3500m位。この村から、西へロールワリン山群を分けるテシラプツァ峠。東にゴーキョを分けるレンジョ峠に向かう、人気トレッキングコースの十字路です。

モンスーン(雨季)の現在、大雨と温暖化で融解が加速され、氷河湖が決壊したものと思われます。

このクンブ地方のエベレスト方面では以前から、氷河湖の決壊が心配されていて、アイランドピークの直下にあるイムジャ湖は以前から決壊の危険が高まっていて、何年も前から名古屋大学が観測を続けています。万一、このイムジャ湖が決壊すれば下流に大被害をもたらすと言われています。

今回のターメ村の洪水では、人的被害は無いようですが、写真で見る限り、家屋や畑は泥に埋まり、壊滅的です。

現在のところ、エベレスト街道に被害は及んでいないようですが、ボテコシがドゥドゥコシと合流するナムチェバザールに上がる急坂の始まるところでは、河原を歩くところがあるので、そのあたりに被害が出なければいいのですが…

 氷河湖崩壊で土砂に覆われたターメ村


2024/08/16

長野県、黒姫山(2053m)

 北信五岳の一つで「信濃富士」とも呼ばれる黒姫山(2053m)に登りました。
種池登山口から新道分岐に至り、登りは西新道を登ります。
下りは大橋林道で大橋に出ました。

黒姫山ルート図
黒姫山を映す古池

新道分岐から西新道を往復。下りは大橋林道を下りました。
ナナカマドが色づいていました
しらたま平。頂上はまだ奥。
大きな岩を乗り越え頂上に到着




2024/08/15

新潟県、角田山(481m)

上越国境の山は天気が良くないので、日本海側の山に登りました。
灯台ルートで登りました。ロケーションはいいのですが、標高が低いので、暑い。アップダウン、岩場が多いルートです。
海抜0mから登る灯台ルート。暑い!
角田浜海水浴場
キツネノカミソリ
ヤブラン
頂上の標識
下りは皆さんは五ヶ峠に降り、私が車を回しました。

2024/08/14

新潟県、「日本のミケランジェロ」石川雲蝶。

 「日本のミケランジェロ」とたたえられる匠の名は石川雲蝶。江戸時代末期、木彫りや石彫りばかりでなく絵画もこなした。その大作が魚沼に残っています。
西福寺山門
永福寺開山堂

迫力満点の天井彫刻『道元禅師猛虎調伏の図』
永林寺HPより
石臼挽きへぎそば やぶ
昼食は、「へぎそば」。
「へぎそば」は魚沼発祥の郷土料理で、つなぎに「ふのり」を使った蕎麦です。「へぎ」という木の器に盛られています。




2024/08/13

新潟県、守門岳(すもんだけ、1537m)

袴(はかま)岳を主峰に、青雲(あおぐも)岳、大岳との三峰からなる越後の名峰。
登山道沿いには、樹齢約300年を超えるブナの原生林が広がり、様々な野鳥が棲息し、青雲岳山頂一帯にはヒメサユリ、ニッコウキスゲ、シラネアオイなどの高山植物も見られます。 また眼下には、越後平野が広がり、その奥に佐渡島、背後にそびえ立つ浅草岳・越後三山といった名峰の眺望が素晴らしい…のですが、この日は展望なし。
粘土質の登山道は滑りやすかった。
保久礼登山口のトイレと案内所
保久礼小屋。ここからは長い階段が続く。
第一展望台から越後平野方面
第一展望台から登山口を望む
キビタキ避難小屋(下山時)
守門大岳山頂
大岳山頂の鐘
青雲岳へ

2024/08/12

富山県、金剛堂山(1637 m)

山の日の連休からお盆にかけて、上越・会津県境の山々を登る計画でしたが、東北地方に台風が直撃…とのことで、出発を一日延ばすことにしましたが、北陸方面は影響が少ないとわかり、8/11午後から出発し、同日は富山県砺波に泊まって、8/12金剛堂山に登ったあと、新潟県長岡に泊まることにしました。
金剛堂山は、昨年、登りに行きましたが、登り始めて間もなく、雷雨に見舞われたので、撤退していました。
砺波から、庄川沿いに利賀(とが)村を目指します。利賀村は蕎麦を通じて、ネパールのツクチェ村と姉妹村になっています。ツクチェ村はダウラギリの麓。チベットとの交易の村で、タカリ族の村。河口慧海がチベット潜入前に越冬し、チベット語や習俗を身に付けた村として知られています。

アブの大群に襲われました
所々、えぐれています
歩きやすい登山道
山頂
ブナの大木が見事